寝たきりでむくみになりやすい体はマッサージやストレッチで改善しよう!!

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寝たきりのままになってしまう病気をお持ちの方や、高齢化が進むことでこの日本では寝たきりの方が増えています。そんな方々へ寝たきりに重く圧し掛かるのが、むくみという症状です。その症状についてみていきます。そして対処法を探していきましょう。

■むくみ症状はなぜおこるのか?

体が動かせないということで、体重が影響し細胞組織の液体と血液の圧力バランスが崩れ、皮膚組織の部分に余分な水分が溜まってしまう状態です。むくみ状態は特に背中、仙骨部、ふくらはぎ、手足などへの影響が強いとされます。

■むくみ状態にマッサージ

むくみ状態の体のむくみを抑えるため、まずは血液の流れをよくするため足裏のツボ押し。そして、ふくらはぎを中心にマッサージを行った方がいいでしょう。その他、足浴や足を少し高めに上げることで、血行の流れにいい効果が現れます。

■むくみ状態を抑える

寝たきりがむくみ状態に影響するわけなので、それを改善していきましょう。まずはずっと同じ体制でいることを抑えた方がいいでしょう。できるだけ体を動かすことです。ハードに動かすのではなく、体を右にへ左へを毎日20分~30分、朝,夜、2回ほど繰り返すことです。すぐに治ることはないので続けることが大事です。

■簡単なマッサージ&ストレッチ

◎脚のむくみ
アキレス腱や膝裏に、脚の裏を伸ばすストレッチ、マッサージをすることで、筋力アップの運動が効果的となっています。筋力アップといってハードにと言わなくても大丈夫。身体が動く場合は、つま先立ちで動いてみたり、寝たきりの場合でも、足を軽く曲げ伸ばす屈伸運動をするだけでも効果があります。また、足を10~15cmほど高くし寝る、そして仰向けになって両手足を天井に伸ばす、両手足を小刻みに振るなど、簡単な方法でもある程度のむくみは改善されます。

◎顔のむくみ
リンパマッサージや顔筋運動がお勧めします。大人になると私たちの表情筋は、子供のころより想像以上に使われていないのです!普段使わないような筋肉を満遍なく動かすだけで顔の血流が良くなるので、これを毎日続けると小顔効果も期待できると言われているほど。

目や口を閉じたり大きく開いたり、口を尖らせたり頬を上下左右に大きく動かし、舌を思いっきり回す、それだけでも顔や口の中のむくみがとれてすっきりします。寝たきりの時でも表情変えることは出来るので、顔筋運動お勧めです。

◎手のむくみ
寝たきりで一日中、肩より上に手をあげることがないまま寝ていると、心臓に血液が戻らず、手や指に溜まりやすいとされます。手指のむくみ改善には、ときおり腕を上げ下げしたり、手のひらを大きくグーパーさせ、血液を心臓へ流し返してあげましょう。

◎全身のむくみ
むくみにいいとされるのがヨガです。特に、効果的なポーズとして脚裏を伸ばす、手を上げる、頭や腕が下になるような前屈などがお勧めされます。寝る前や寝起きにじっくり行うと、頭もすっきりして、気分が落ち着きますよ。

寝たきり介護のむくみ改善や褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用もご検討ください。

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