血行が悪いと、顔色が青白くなって、不健康な状態が絶えず続いているようなイメージを抱かせます。逆に顔の血色がよい人は、肌にハリがあって健康な様子を感じるでしょう。

血行が悪くなった状態は、改善しないまま放置するとどんどん悪化していきます。血行が悪くなるのはたやすいことなのです。しかし、悪くなった血行を改善するためには、やはり生活改善をしてそれをキープするメンタルの強さも必要でしょう。

健康な状態を維持したいならば、血行が悪いという問題を解消しなければなりません。

○血は体に必要な要素を全身に届ける
血液に、体を維持するためのさまざまな要素を運ばせて、全身に送り届けることで、人は毎日の生活を繰り返しています。

この血液が規則正しく流れていないという事は、体を活発に動かすための栄養が不足したり、不用なものを血液にのせて排出させたり、ということができない体になってしまうという事です。

人が疲れを感じたり、凝りや痛みを感じたりするのは血行不良が原因となっている場合が多いのです。

●血行が悪くなる
体がさびる。このような言葉を聞いたことがないでしょうか。体は活動をすると体内に活性酸素が発生します。筋肉や内臓が働くことで発生する活性酸素は、本来増えすぎた分を血液にのせて体外に排出されるべき物質です。しかし、人間の体は絶えず何かしらの活動をしています。

活性酸素自体には、体内に侵入した細菌をやっつける働きをするので、免疫効果を高める機能を担っています。しかし増えすぎると、毒性が強くなり体の細胞まで酸化させてしまうのです。また、血液濃度も高まるため、血流を阻害してしまいます。

活性酸素は、水素と結合して水になり体外に排出されます。血中に含まれた水素を充分に体内にいきわたらせると、過剰に発生した活性酸素を減らすことに繋がります。体がさびずに若い細胞や内臓をキープすることで、体の中から若返りをはかることにつながります。

○血行が悪い原因　生活習慣を見直す
まずは、軽い運動を取り入れましょう。筋肉や関節を動かすことで血行を良くします。各部位を活発に働かせて、疲労物質や老廃物を押し流す環境を作りましょう。

適度な運動で効果を高めるためには、肉や魚などのたんぱく質、ビタミンなどを多く撮ることができる食事が効果的です。空腹を満たすためのインスタント食品などに含まれる添加物や含有物は、体をつくるために必要な要素ではないため、老廃物として体内に蓄積されます。体に不要な貯め込むことが血行を悪くする全ての原因です。

筋肉活動や血流改善によい天然の栄養素と水分を積極的に摂取して、血行を良くし、はつらつとした気分で毎日を過ごせる事こそが健康な体の基盤です。健康維持のために、悪い血行を改善させましょう。