血行促進に役立つ食べ物の代表 しょうがの活用方法

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毎日の食事は、健康を維持するために大切な役割を担っています。
摂取した栄養は、体のいたるところに運ばれて、必要な分を消費し、不要となった老廃物は排出されます。
この「供給と排出」に欠かせないのが血行。どんなに運動をして、健康的な生活を送っていたとしても、その体を動かすための栄養を全身に送ることができなければ、継続して運動をすることもできません。
健康の秘訣は「血行管理」から。血行促進に効果があるショウガを、食事の中で積極的に摂りましょう。


〇血行が良くなる食べ物 しょうがは万能薬
必要十分な栄養を摂取することができれば、体は日々きちんと「維持」する機能を働かせます。
この、維持する機能に欠かせないのが、体内細胞にある「ミトコンドリア」です。
ミトコンドリアは、体内細胞を活性化して、免疫機能をアップさせてくれます。
ただ、ミトコンドリアが機能するためには温度が必要で、冷えた体ではうまく働くことができません。
内臓温度が1度下がると、免疫力は30%ダウンするとも言われています。

 
●免疫機能が下がるとどうなる?
人の身体は、外的な刺激や感染から体を守る「免疫機能」を備えています。
免疫力が下がると、病気にかかりやすくなり、疲れが取れず、アレルギー症状を起こしやすくなります。
免疫力アップにはミトコンドリアの活性が有効で、キチンと機能させるためには体温を上げることが大切なのです。

 
〇冷えの解消に血行促進 ショウガ手軽にとるレシピ
しょうがには、ジンゲロン、マンガン、ショーガオールなどの成分が含まれていますが、これらは血行促進、抗菌、消炎、解熱に効果があると言われています。
更に、肝臓の酵素作用や骨の生成を活発にする機能も備えています。
独特の香りも薬味として効果絶大。香り成分には、胃の働きを助けるものもあり、食欲増進や消化促進機能もあるのです。

 
●日本の食事に合う食べ物 しょうがをタレでいただく
たくさんの量を食べられる食べ物で健康管理をするのも良いですが、体調や年齢によって、摂取することができる食事量はまちまちです。
そこで、薬味や調味料として、血行促進効果がある食べ物を摂取するといいでしょう。
生しょうがをスライスして、しょうゆ・みりん・砂糖・酒と一緒に煮詰めて「しょうがダレ」に。また、みじん切りにしたしょうがと長ネギ・塩・ごま油・コショウを合わせて「ネギ塩だれ」も良いでしょう。
また、薄切りしたしょうがをオーブンで焦がさない様にじっくり乾燥させて、粉末にしたしょうがパウダーを作っておくと、手軽になんにでも振りかけられて活用の幅が広がります。

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