- 2018-12-24
- 血行促進
血行が悪くなると、様々な病気の症状がでてきます。褥瘡以外にも、動脈硬化や血行障害などキリがありません。どれだけ、人間にとって血流が大事なのかが、わかります。今回は、血行促進を体操で改善する方法を考察していきたいと思います。
■血液の重要性!
人間の血液が、全身に循環するまで、心臓の左心房~左心室~大動脈から足先の毛細血管~動脈から右心房~右心室となります。血液が、体内でこの動作をするのに、わずか1分間足らずになります。
■血液の1分間の役割!
◎全身の細胞に栄養と酸素を促す!
◎余分な老廃物を回収!
この役割は血液が悪いと十分に発揮できません。この役割がなくなることで、肩こりや冷え性のような軽い症状が重い症状、糖尿病や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、腎便塞、認知症、ガン、等になりかねません。ですから血流を改善すると重い症状の疾患の予防に役立ちます。
■血流促進体操
◎体操1
①椅子に深く腰掛け目を閉じて手は太ももに。
②手を握り、肩を上げていきながら、鼻から息を吸う。
◎体操2
①椅子に座りリラックス。
②両肘を外に開いて、胸に手を持ってきて握り、息は、鼻から吸う。
③肘を後ろに引き肩甲骨を後ろに引っ張る。
④息を吐いて手のひらを前に突き出し、すべての指を上にしっかり伸ばす。5秒間状態をキープし一気に力を抜く。
◎体操3
①椅子に深く腰掛け背もたれに背骨をつけて体重をかける。
②鼻からゆっくり息を吸う。
③両足を腰からまっすぐ持ち上げ、この間に口から長く息を吐く。
④状態をキープ、鼻から息を吸い、口から吐きながらつま先を上に立てる。
⑤つま先を前に伸ばす。
⑥息を長く吐く。
⑦息を吸い、吐きながら足を元の位置に戻す。
紹介した体操は座りながらできる体操です。ポイントは体に血液が循環するイメージで呼吸はゆっくりと鼻から吸い口から吐いて、時間は大体1分間ぐらいで大丈夫です。体が温まっているときにやると効果的で、体操の前後にコップ1杯ぐらいの水分補給をするといいです。どの体操も3回繰り返してください。
■まとめ
今回は、体操で血行促進を考察しましたが、他にもいろいろな方法があります。また自身で、運動をして体を動かしたり、マッサージをしたり、半身浴や、栄養管理、体調管理にも気をつければ、かなりの血行促進につながると思いますが、何か気になることがあるなら、早目の病院受診など、医師の判断を仰ぐことも大切です。
褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。