滲出液や膿で褥瘡の状況を把握する

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普段体をあまり動かさない寝たきりのご年配の方や障がい者、なにかしらの事故やけがで神経が通ってない方など、その位置を圧迫し続けることで褥瘡(床ずれ)などの傷ができてしまいます。その褥瘡の状態などを知るには、滲出液の色や臭いが重要になります。骨が固い箇所を擦ったりしたときや、同じ体制で圧迫したときに傷ができ状態が悪くなると、そこから炎症(化膿)して、黄白色または、黄緑色の死んだ細菌が含まれる滲出液(膿)がでてきます。今回はこの膿に関して考察していきましょう。

■滲出液(膿)とは?

膿は、傷口が化膿した時に、出てくる浸出液で白血球や組織が崩壊したものです。膿にも様々な段階があります。

■滲出液の特徴を考察する!

1:透明・琥珀
この段階では、正常とみなされることが多いです。

2:混濁・乳白・クリーム状
炎症反応の1つになります。ここではもう感染の可能性があります。

3:ピンク・赤
毛細血管が損傷している可能性大です。

4:緑
細菌感染を、示しています。

5:黄色・茶
スラフ(壊死組織)や腸瘻、尿瘻の物質である可能性大です。

6:灰・青
ドレッシング材使用時に着いた色の可能性大です。

この滲出液からみてみても、6つの滲出液レベルがあり、特徴の色を踏まえ臭いなどが変化していきます。

■浸出液対処方法!

褥瘡と確信する期間は約1週間~3週間程度のものだと思います。どのくらい程度の進行状況かは、目視では判断しにくいところかもしれません。最初は、軽症に見えるかもしれませんが、時間がたちすぎると深い褥瘡へと変化することもあります。早期発見をしたときには、まずは褥瘡の発生原因を探し、原因を取り除くことが望ましいです。原因を取り除かないで治療をおこなっていても改善するどころか、さらにひどくなる恐れがあります。褥瘡の具合でドレッシング剤やフィルムなどを貼り、まずは洗浄して皮膚を清潔にし、滲出液など汚れたり変化があればこまめに交換することが大切です。大体目安は1週間です。そして重大なことは、ドレッシング材交換時に、皮膚の剥離に十分気を付け適度な湿潤環境などを、保てるようにドレッシング剤を貼ることです。外用薬などの創保護効果などの高い油脂性軟膏などがおすすめです。

その外にも株式会社アメイジュでは褥瘡.comで、血行促進、腰痛(肩こり・筋肉痛)、不眠快眠などの記事が多数掲載されています。他の記事にも目を通してみて、参考になる記事を観覧してみて知識を蓄えてみてはどうでしょうか。褥瘡の予防・改善にRelafeelのご利用も、ぜひご検討ください。

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