初期の床ずれに薬は何を使う?

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床ずれには初期(急性期)と慢性期の段階があります。症状により使う薬なども違います。
今回は、初期症状の床ずれに最適な薬や、その使用方法などを調べていきます。

始めに床ずれとは?

初期の症状は発赤から始まります。床ずれは、永続的な負荷により骨が突起していて皮膚の薄い部位の血流が悪くなり発症します。それ以外には、何かしらの疾患持ちの方にもやはり、何かしらの血流障害で皮膚に床ずれができやすくなります。

初期の症状に薬は何を使用する?

床ずれの過程で発赤から水膨れ(びらん)傷と、壊死と現れてきますが最初の状態はこの発赤から水膨れまでが初期症状といえるでしょう。

では、初期の段階でどのような薬を使っていくのでしょうか。

発赤からびらんの初期症状ならワセリンなどを使用したり、皮膚の乾燥などを防ぐため撥水クリームなどを利用するのがおすすめです。皮膚が湿っているなら、ふやけや皮膚炎の予防のための撥水が高い軟膏保湿クリームなどを使用します。

医療用軟膏

白色ワセリン
ビタミン含有軟膏
尿素軟膏
ヘパリン類似軟膏

市販の保湿クリーム

セキューラML

撥水クリーム

セキューラPO
スキンバリアクリーム

使用方法とは?

自身で処置を行っていく場合は、シャワー浴でぬるま湯洗浄でしっかり洗い流して、弱酸性石鹸などを泡立てて傷以外のまわりの皮膚を洗っていくことが重要です。上記で説明した薬を、自身で使用するにしても医師などに相談し、扱うことが望ましいです。
自分の判断で使用してしまい、何かしらの刺激で逆に悪化する可能性もでてきますので、しっかり状況などの話をして指示に従い処置などをすることが望ましいです。

まとめ

鉄分不足などによる「貧血」、たんぱく質が少ないことでおこる「むくみ」、脱水などは皮膚が弱くなる原因にもなります。普段からしっかりと栄養を考えた食事を心がけ、水分摂取なども意識しましょう。さらに、現代では外用薬が入ったドレッシング材なども、薬局などに売られていますので、そちらを利用するのも1つの手段になります。ドレッシング材などもどんなものが良いのか分からなければ、医師や担当医に相談する方が使用する上で確実な方法になります。

褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。

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