床ずれにオロナインはかえって悪循環

d79355e720b83c21911dd909050dcd95_s

床ずれなどが発生していれば、昔なら消毒の処置をして、ガーゼを貼るなどが治療法の仕方でしたが、現代では消毒をしない床ずれを乾かさないことが、早期の治癒に繋がる療法になってきています。自宅などで身近にあるオロナイン軟膏などは、治癒が遅くなる可能性もあります。神経が効かない障がい者の方はしみることはないですが、この痛みが床ずれを拡げているのです。今回はオロナイン軟膏などの家庭で使える薬が悪循環に繋がるのか、どういった治癒療法がいいのかを、調べていきたいと思います。

かえって悪循環なのはなぜ?

オロナイン意外にもマキロンやイソジン、オキシドールなど一度は使用したことがある消毒薬はかえって、床ずれの治癒が遅くなります。害のある「ばい菌」はシャワーなどで創を、綺麗に洗い流せば落とせるので有効になります。

床ずれになった時に創がジュクジュクして黄色い汁(浸出液)がでてきます。この浸出液には創を治癒する成分が、けっこう含まれています。この状態を消毒したり乾かしたりすれば治癒しようとする細胞が死んでしまいます。

床ずれに何を活用すればいいか?

綺麗に洗い流したあとに何をすればいいか?答えは食品用のラップで覆うだけになります。
創の傷より大きめにラップを切り、ワセリンを塗ってあてれば痛みもなく一石二鳥となります。何度もいうように、オロナインなどの消毒液の入る軟膏などは塗ってはいけません。

処置の頻度

床ずれの創が深ければ浸出液もそれなりに多いので、吸い取るためのガーゼなどを当てるのもいいでしょう。厚ければ1日2回、寒いなら1日1回の交換を行いましょう。あせもやかぶれで悪化する可能性もあるので、適度に交換することが重要になってきます。処置の場合、十分に皮膚を洗い汗や塗っているワセリンを、きれいに落とすことが大切です。

まとめ

自宅にいると身近な薬で対応しようと考えがちですが、床ずれなどは発生初期の処置が重要になってきます。床ずれの対処の仕方も昔とかわり、日々の研究などで変わりつつあります。早期の治癒を見込むなら自身で行うよりも担当医師や、看護師などに早めに相談することも必要になってきます。状態が酷くなる前に、相談することをおすすめします。

また褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。

関連記事

ページ上部へ戻る