床ずれの腰痛はなぜ起こるのか?

4e8714523bf236b37e7b3929373521a2_s

床ずれは、皮膚を長時間圧迫することにより、その箇所の血流が悪くなって起こる病気です。特に腰回りを中心に多く発生する傾向があります。今回は、腰回りの床ずれの様子とその対処法などを調べていたいと思います。

腰回りの床ずれ

本来人間は、立っている状態と寝ている状態または座っている状態が、日頃の日常動作になります。立っていれば当たる面積も少なく、床ずれができることはあまり聞いたことがありません。

ほとんどの床ずれが、寝ている状態か座っている状態の面積が大きい部分の圧で、症状が現れています。かなりの頻度で、多く床ずれが見て取れるのが腰回りになります。骨が突起していて、皮膚が薄い部分が床ずれになりやすいので詳しくみていきたいと思います。

寝ている状態:仰向け尾てい骨

本来の寝方は仰向けなので、床ずれが発生しやすいのがこの「尾てい骨」になります。圧迫をしっかり促せるよう、左右うつ伏せと向きをかえていくのが緩和に繋がります。

自身で行えない場合などは、クッションなどをはさんだり、エアマットなどで使用して緩和することも必要になってきます。

寝ている状態:大転子

発生するのが右向きか左向きで寝た場合、気を付けなければいけないのが大転子の部分になります。症状が現れた場合は、その逆向きと仰向けうつ伏せとしっかり向きを変えて、体位変換を行います。

座っている状態:臀部

ベッドなのか車なのか車椅子かで、緩和の状況は変わってきます。ベッドの場合は、プッシュアップなどが難しいので、体を右か左に傾けたりクッションを体にはさみ傾けたりするのも緩和になります。

ベッドから椅子や車椅子に体を持ち上げる時の移乗の動作も圧の緩和になります。車も同様になります。車椅子なら、自身でプッシュアップなどを定期的に行い、緩和を図るかできないなら、ベッド同様クッションを挟んであげるのも緩和になります。

まとめ

自身では発生しているのがわからなくても、ふとした長時間の圧迫などで簡単に床ずれは発生してしまいます。長時間座っている体勢や寝ていれば、腰が痛くなるサインがでてきます。その都度、しっかりプッシュアップや体位変換などで、体を適度に動かせばかなりの頻度で床ずれになる可能性をふせげます。日頃のケアで、早期に床ずれを見つけた場合は担当医師や看護師などに相談することも必要です。

褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。

関連記事

ページ上部へ戻る