床ずれ予防などに使われているクリームについて

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脊髄損傷の障がい者の方や糖尿病などの疾患持ちの方、または高齢者の寝たきりの方などには床ずれができる可能性があります。できてしまった場合は適切な処置をしていく必要ことになります。今回は床ずれになる前やなったときに利用されたりするクリームに関連することを調べていきたいと思います。

クリーム・軟膏・ローション

まず、思い浮かぶのが薬には似たようなものがあるということです。どういうことかというとクリーム・軟膏・ローションです。呼び方だけが違って、全部同じということではなく、使用感や刺激、皮膚への浸透のしやすさなどが違ってきます。「ベタベタ」や「サラサラ」するなどが実感としてわかりやすいでしょう。クリーム・軟膏・ローションの違いなどを伝え、床ずれ予防などで利用しているものを参考程度にご紹介します。

クリーム

水と油を混ぜ合わせている薬になります。軟膏に比べて伸びが良くなめらかです。軟膏よりはベトベト肌につくことがなく、水などで洗い落とせます。びらん、水泡、潰瘍などのジュクジュクしたところへ使用すると、刺激になることもあります。

〇ゲーベンクリーム1%
床ずれなどの皮膚潰瘍に用います。必要な量を接塗布するか、ガーゼ等にのばして貼り付け
ます。

軟膏

軟膏はベタベタしているものが多いです。傷口に対しても優しく、しみることもあまりなくて保湿力が高いです。肌にくっつく力が強く、汗でなくなることが少なくて効果を発揮してくれます。

〇アズノール軟膏0.033%
病院で処方されることもある軟膏です。床ずれなどの皮膚潰瘍に使われることもあります。
使用するときに薬の一部が液のような状態になることもありますが、効能などは変わりません。

ローション

ローションは水やグリセリンといった物質がベースとなります。効果がすぐ現れやすいですが、持続時間が短いという特徴があります。

〇ベーテル保湿ローション
一般の薬局などで購入できます。ベタつきが少なくさっぱりとした潤いで、弱酸性・無香料・無着色・ノンアルコールです。皮膚損傷や床ずれ予防で全身などに使えますが、粘膜部分やスキントラブル時のご使用は控えるようになっています。

まとめ

クリームの他にも軟膏やローションなどいろいろ薬の種類はあることがわかります。薬により効能や効果は少しずつ違ってきます。もちろん注意すべき副作用などがありますので、かかりつけのお医者さんや薬剤師の方に相談することも大切です。

また褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討する事をお勧めします。

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