アーカイブ:2017年 8月
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敗血症が起こる原因とその病態は
数時間前までなんともなかったのに、突如自分ではどうにもならないほどに体調が悪くなり、救急車で運ばれる…。発症した本人は何が起こったのかわからず、支える家族もいったい何が原因なのかわからずに不安になるでしょう。 自覚して…詳細を見る -
床ずれが原因で敗血症に?ポケットの処置で回復を
きっかけはほんの小さな皮膚のただれと思われがちですが、床ずれは完全に回復するまで、ケアを怠ってはいけません。 特に注意したいのは、床ずれが起こった後の処置と全身観察です。傷の変化は毎日少しずつにしか見えませんが、皮下組…詳細を見る -
敗血症リスクが高くなる疾病 透析患者の特徴と感染
局所感染がもとで、全身の健康状態が脅かされる危険があるということを知っていますか。例えば虫に刺された箇所をかき壊し、炎症を起こしたのちに化膿して傷が大きくなる…というような軽微な傷がきっかけで、全身の感染に至ることもあり…詳細を見る -
床ずれ好発箇所 尾てい骨周辺の注意点
尾てい骨は、仙骨部分より下の肛門近くにある骨です。下向きにとがっているため、しりもちをついたときに強く打っていたい思いをした経験がある人もいるでしょう。 この出っ張りがまさしく床ずれをおこすきっかけになるケースが多く、…詳細を見る -
床ずれ治療のための入院と事前準備
自宅で看護や介護を続けている場合、健康管理に問題はないか、行うべき処置がしっかりできているかどうかなど、定期的な観察をかかりつけ医にお願いしているでしょう。 自立した生活が可能な患者なら、床ずれの起こるリスクも少なく、…詳細を見る -
床ずれの発症と入院治療の目安は
かつては、医療的処置が必要な人が多く入所していた特別養護老人ホームが、高齢者医療の中心でしたが、最近は在宅看護を受ける人も増加しています。 在宅で介護を受けている人が、床ずれを起こした場合、経過を見ながら必要に応じて入…詳細を見る -
褥瘡の基本評価 判断と見分け方について
寝たきりの患者介護や、恒常的に介助が必要な身体障碍者の人をケアをしていると、褥瘡の発症に注視して、見つけたら処置を行ったり病院で診察を受けることが、さほども珍しくありません。 しかし、初めて褥瘡を見た人は、その皮膚損傷…詳細を見る -
寝たきりの人を支えるために 回復を促す介護を
歳を重ねれば、体の不調があちこちに現れてくるものです。 膝や腰の関節が痛むようになった、病気やケガの直りが遅い、立ち上がる時に「よっこいしょ」と掛け声をかけなければ動けない… ちょっとした体の不調は、早い人なら40代…詳細を見る -
寝た姿勢が長い患者の床ずれケア 背中の保護と痛み解消
健常者にとっても、ずっと寝たままの姿勢が続くのは苦痛です。長時間寝たきりのまま過ごすと、時間の経過とともに、背中や腰、首に痛みやしびれを感じ始めます。 このしびれや痛みを感じる状態は、まさに床ずれの起こるきっかけです。…詳細を見る -
床ずれの好発部 腰回りのずれと褥瘡予防ケア
ずれ力によっておこる褥瘡(床ずれ)は、寝た姿勢に限って発生するわけではありません。仰臥位では、背面全体を圧迫するため、骨が飛び出ている部分のほかにも、臀部や後頭部に至るまで、足先からつま先までの観察と除圧が必要になります…詳細を見る