アーカイブ:2018年 2月
-
寝たきりが原因だった?体に起こる不調と合併症
介護が必要な高齢者や、身体機能が低下して座ったままの姿勢が長い人や、歩行や外出の機会が減った人など、安静にしている時間が長くなると、次第に寝たきりの状態が長くなりがちです。 加齢によって動作機能が低下した高齢者は、寝た…詳細を見る -
寝たきりで過ごす人の消費カロリーと栄養バランスの調和
病気やけがの治療をしている人は、寝たきりで過ごしたり、体の一部または全部を動かせない状態が続きます。しかし、体を動かすことなく安静にしている間も、人間は生命維持に必要なカロリーを消費しています。 身体の疾患や老化によっ…詳細を見る -
褥瘡の局所処置と全身観察 発熱兆候に注意を
体の一部に皮膚炎症や腫れ、損傷が進む床ずれ(褥瘡)を発症すると、慢性的な痛みや浸出液漏出による不快感を伴います。 創面の傷を治療することはもちろんですが、その痛みや不快感をどれだけ楽にしてあげることができるか。 褥瘡…詳細を見る -
褥瘡発生の可能性に注意 貧血による体調の変化と経緯
褥瘡の予防や治療を要する人の多くは、寝たきりで過ごす高齢者や、入院や治療による長期療養のための安静姿勢が長い人といえます。 褥瘡を予防する方法は、その発症を抑えるための「除圧」と「ずれ力」の解消を行うための処置が直接的…詳細を見る -
褥瘡の深達度と状態に応じた処置の必要性
「褥瘡」という症状は、病名によってひとくくりにすることができますが、その状態は創傷が生まれる環境や処置方法、経過によって全く異なります。 症状を測るうえで大切になるのは、創の深さ、いわゆる「深達度」です。褥瘡は、発症し…詳細を見る -
床ずれが若い人より高齢者に多い原因について
病床に伏した人は床ずれを起こしやすいため、入院患者の経過観察やケアプランに「床ずれ防止」の策を加えることは珍しくありません。 しかし、同じ疾患やケガが原因で入院しても、年齢や性別によってその内容や程度に違いが出てきます…詳細を見る -
寝たきり度と筋肉量の低下 自立した生活を継続するために
自立した生活を送っていた生活が一変し、突如疾患や外傷に襲われた場合、その治療と機能の経過を見守る時間が長くなればなるほど、元の生活に戻るまでの時間も長くなります。 寝たきりで過ごす安静状態は、外傷や疾患治療にとって欠か…詳細を見る -
褥瘡は見た目以上に重症かも 深達度を正しく評価する
褥瘡は、その状況やレベルを表現するときに「ステージ1~4」の度数を用います。 これは、深達度を表すレベルの具合を段階的に分類したもので、日本褥瘡学会のガイドラインに掲載されています。 褥瘡の進達度分類は、おおよそその…詳細を見る -
血行促進だけじゃない 入浴すると得られる効果は?
寒い日が続くと、全身をゆっくり湯船に浸けてからだを温めたくなりますね。 冷えた体を暖かいお風呂に浸すと、体の芯からほぐれていくような感覚があるでしょう。 入浴には、体を清潔に保つという目的をもって「洗浄」を意識する人…詳細を見る -
血行促進で肌力をアップ 健康な体づくりの元は血の巡り
頭の先から足のつま先まで、人間の体には縦横無尽に血管が張り巡らされています。 血液は、人の体温を維持し、体を動かす・細胞を生成するために必要なエネルギーの元となる栄養素を送り届ける働きをしています。同時に、体それぞれの…詳細を見る