褥瘡(床ずれ)なってしまった場合の対処法!

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障がい者や、寝たきりの人たちとは、切っても切れないのが、褥瘡(床ずれ)です。どんなに注意していても、環境やケアの仕方でなってしまうことが多々あるかもしれません。今回は、その褥瘡になってしまった場合の対処法などを解説していきたいと思います。

■褥瘡になっているかの見極め方

褥瘡のできる箇所ですが、寝たきりの方や起きられる方、車いすに乗っている方などで様々です。ですが簡単に言えば骨がでている場所や、皮が薄い場所などに多くできる傾向があります。

まずはしっかり体の箇所などが、赤くなっていないかの観察から始めてください。赤くなっている部分があれば数分観察してみて、赤みが戻っているか、確認したほうがいいでしょう。赤みが戻っていなければ、褥瘡になっている可能性があります。

■褥瘡になりかけの対処法

赤みなどがある場合は、赤みが覆いかぶされるようなガーゼを購入し貼ってみて、その部分に圧などがかからないようにするのが適切です。ただし多く厚みを持たせてしまうと、それで圧がかかり、かえって酷くなる可能性もあるので、なるべく薄くガーゼなどを被せた方がいいでしょう。

ガーゼなどを貼るテープなども重要です。病院などの処方されたテープなども、被れにくいですが、電気店などのビニールテープなども被れにくいです。ただし、ビニールテープも長く張り付けると剥がすときに、そこの箇所が擦れたりする場合もあるので、こまめにチェックすることが適切です。

■褥瘡になってしまった場合の対処法

傷ができてしまった場合、一番いいのは病院受診です。医師の診察をしっかり受け、処置と処方箋を受け取り、通院しながら、ケアをするのが適切です。それ以外には、寝たきりの方なら介護者が、車いすなど動ける方ならご自身でしっかりと体位変換や除圧を行うのがいいでしょう。お風呂などでは傷をしっかり洗浄し清潔を保ち、寝床などでは擦らないようラバーシーツなどを準備できるのであれば、それも褥瘡の治療に効果的です。

■まとめ

床ずれへの対処法は

①自分や介護者だけの判断で褥瘡の進行状態を決めない。
②病院にいき医師の判断を仰ぐ。
③褥瘡の進行状態に合わせ適切な処置

といった対応が必要となってきますし、なるべく早い段階でのケアが重要となってきます。自己判断で甘く見積もっていると、軽度の床ずれだった傷が褥瘡へと悪化し、最悪の場合長期の入院もありえるのです。

床ずれへの対処法として、効率的な褥瘡の予防・改善が期待できる、Relafeelの併用もご検討ください。

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