カテゴリー:褥瘡(床ずれ)
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床ずれは低反発マットとスキンケアのダブルチェックを
床ずれが起りやすい部分は、骨が突出している部位と仰臥位の姿勢で圧迫が生じやすい臀部(仙骨から大腿部にかけて)。体の重みと移乗や寝返りによるズレが、直接的な圧迫の原因となって、床ずれを発生させます。 体圧を分散する機能を…詳細を見る -
褥瘡の傷が修復していく過程 黒色期から白色期へ
褥瘡の創傷部分が黒色になるのは、皮膚の組織が壊死していることの表れ。 硬く固まった壊死組織は、組織細胞を自ら修復して生成することができません。 表層を覆うように黒色化した壊死細胞が覆っているその下では、残存している組…詳細を見る -
寝たきりの状態が長くなることが体に与える影響は
毎日、健康的な生活を送るためには、日々運動をしながら、食事を規則正しく取って栄養を摂取することが大切。これは誰しも想像することができるでしょう。 ただ、加齢やケガ、病気になってしまった後、十分に運動をしたり食事を自ら摂…詳細を見る -
介護と褥瘡は長期的なケアプランと目標の立案を
先日、都道府県の多くで介護保険料と医療保険(後期高齢者医療保険)料が増額される見込みであるという報道がありました。 高齢者人口が増え、高齢者自身と、いずれは必要になるであろう40歳以上の労働者が納付する介護保険料や広域…詳細を見る -
褥瘡はどうしてできる?発生リスクとその仕組み
褥瘡ができる仕組みを理解していると、発生リスクを軽減することができます。 しかし、褥瘡が起こりやすいか起こりにくいかは、その患者さんの状態や介護を担う手、また地域や施設などの連携など、取り巻く環境が複雑に絡んできます。…詳細を見る -
寝たきりになってしまうのは疾患やケガの治療が原因?
人は、長らく生きて生活を営む間に、様々な病気や危険な場面を経験します。 現代では医療が発達し、過去に不治の病といわれていたような病気も、投薬や軽微な手術で完治に至るものが増えてきました。 ただ、生活の中で寝たきりにな…詳細を見る -
寝たきりの人に行う食事介助で気を付けるポイントは
自分で箸やスプーンを手に取り、自分のタイミングで食事を口に運べる人は、一口の適量や飲みこむまでのそしゃく、食べ物の固さや味を無意識に感じ取り、スムーズに食事を行うことができます。 しかし、介助が必要な人は、食事を口に運…詳細を見る -
寝たきりの人に負担をかけず 介助も楽にする着替えの方法
自分の意思で体を自由に動かせない「寝たきり」の人は、着替えをするのも一苦労です。 健常者なら当たり前にできる「動き」をとれない人にとって、またその介助をする人にとっても、着替えるという行為には時間が掛かり、体力を消耗し…詳細を見る -
デブリードマンが必要な褥瘡の処置と痛みへのケア
褥瘡に対する処置は、2002年に褥瘡対策未実施減算が診療報酬に加えられたことで、以前より丁寧かつ慎重に行われるようになったと言えるでしょう。 褥瘡対策に関する診療計画書を策定し、規定の項目(6種)に一つ以上「(兆候)あ…詳細を見る -
床ずれの状態を判断するポイント 熱感と感染に注意を
床ずれは、体に現れる疾患のなかでも、内的・外的な因子による変化が起こりやすく、長期化(慢性化)しやすいのが特徴です。 病態を正しく判断し、適切な処置を繰り返すことが、治癒に向けた必要十分な条件となります。 しかし、病…詳細を見る