- 2018-8-7
- 褥瘡(床ずれ)
寝たきりの人は動くことができないため、寝苦しくなったり、褥瘡になってしまったりします。 今回は、寝たきりの人に向けた便利グッズをいくつかご紹介していきます。
■プチプチシート
プチプチシートとは、商品を包んでいる梱包材のことです。プチプチ潰す快感が楽しい人もいますが、実はあれが褥瘡の患者さんに役立つのです。使い方をしては、プチプチシートを適当な大きさに切り、患部にあてます。プチプチシートはクッション性があるので、少しでも痛みを和らげることができます。
■汗拭きシート・ウェットシート・ドライシャンプー
毎日お風呂に入るのは難しいとき、汗拭きシートがあれば、さっぱりします。
また、身体は拭けばいいものの、頭は洗えないとフケが溜まったり、痒くなったりして嫌ですよね? ドライシャンプーを使えば、水入らずでさっぱりお風呂に入れます。
ウェットシートは身の回りの物を拭いたりするときに使います。
■加湿器
病院内は、意外と乾燥しやすいものです。乾燥すると、体調を崩してしまいます。自身の部屋に加湿器を一台置いておくだけで、3%~5%湿度が上がるため全然違ってきます。
■クッション
リクライニングベッドを起こして、枕を頭に置くだけでは猫背になり体勢がきつくなります。ですが、クッションを背中にあてがえば、長時間座っていても楽です。
また、寝ているときも病院の枕だけだと高さが足りなく感じることがあります。寝ながらテレビを見るにしても、高さの調整が難しいため、クッションを使えば高さを調整できます。
■カーディガンや靴下
冬に上着などを準備するのは当たり前のものの、夏に入院する際も準備が必要です。何故なら冷房が効きすぎているため夏の方が冬よりも寒く感じます。二重に靴下が履けるように準備しておくと良いでしょう。
■曲がるタイプのストロー
直線ではなく、曲がるタイプのストローはあると便利です。寝たきりの状態では直線のストローで飲み物は飲みづらいものです。そこで、曲がるストローがあるとペットボトルの飲み物が飲みやすくなります。
■娯楽品
実はこれが一番大事だったりします。寝たきりの状態では暇を持て余すものです。そんなときに、本や雑誌などの娯楽品があれば楽しむことができますね。最近ではスマートフォンやタブレット1台を持っていれば、映画や音楽、ラジオ、読書などほとんどを楽しめるのではないでしょうか。
■まとめ
今回、寝たきりの人に便利なグッズについてご紹介してきました。寝たきりの生活は辛いものですので、娯楽品などで少しでも楽しく過ごせたら良いですね。
寝たきりは褥瘡リスクも高くなりがちです。褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用もご検討ください。