健康の入り口は血の巡り 血行促進のメリットは

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夏でも体の冷えが気になる、夜は足先が冷えてねむれない…体が冷えていることが当たり前になってしまうと、健康からどんどん遠ざかってしまいます。
体の芯から温まった状態がつづくと、基礎代謝が促され、健やかな体づくりができます。体温を維持するために必要なのが血行促進です。
血行を良くすることで、どんなメリットがあるのか。具体的なポイントを挙げて、冷えが続くからだの改善を考えてみてはいかがですか。


〇血行促進のメリット1 免疫力があがる
体には、縦横無尽に血管が張り廻っています。血流にのって、食べ物から取り入れた栄養分や水分が全身に運ばれます。
血行が悪くなると、体に必要な栄養素が十分に届けられません。すると、体内の細胞が新しく生まれ変わるのを妨げ、各所で老廃物が溜まり始めます。疲れが取れない、体が重く目覚めが悪いというような自覚症状は、体に多くの老廃物が溜まっていると考えましょう。
細胞を活性させ、常に栄養を取り入れやすい状態にしておけば、自己免疫力が上がって侵入した細菌やウイルスに打ち勝つ体を作ることができます。

 
〇血行促進のメリット2 冷えを解消する
血液は体温維持の役割を担っています。献血や採血をしたとき、採取した血の生あたたかさを感じたことはありませんか。血が全身をスムーズにめぐれば、体温が一定に保たれます。血行がわるくなることで末梢の冷えが起こるのです。
手先や足先の血管は細いので、血がドロドロな状態ではスムーズに流れません。血液をサラサラにして、全身くまなく流れるようにすれば、冷えを解消することができます。

 
〇血行促進のメリット3 太りにくい体になる
血液には、全身に栄養を届けるだけではなく、排出すべき老廃物を体外に出すために回収する役割があります。
血行が悪いままだと、回収しなければならない老廃物をその場に留まらせてしまいます。基礎代謝が悪くなり、摂取したエネルギーを使えないまま体に蓄えやすくなるため、脂肪がつきやすくなるのです。
基礎代謝が上がれば、不要な栄養素を体にとどめずに燃焼させることができます。必要以上に脂肪を蓄えない、燃焼系の体になるためにも血行促進は欠かせません。

 
〇血行促進のメリット4 オンオフの切り替えがしやすい
パソコンやスマホが身近になり、夜遅くまで明るい場所も多くなりました。ブラックライトや照明が身近にあると、夜の寝入りが曖昧なままで目覚めも悪くなります。
体のオンとオフの切り替えは、自律神経が作用しています。夕方から徐々に体を休ませるための副交感神経が優勢になると、体温が上がり休眠状態を作りやすくします。血行促進して、十分に体を温められれば、ぐっすりと眠りにつくことができるのです。
日の光を浴びて目覚めると、交感神経が活発にはたらき、寝起きもシャキッとします。
やる気を引き出して活動的に過ごすためは、体内の血行促進が不可欠といえます。元気ではつらつとした体と気持ちを保つために、血行促進を積極的に考えてみましょう。

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