床ずれの原因を探る

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床ずれ(褥瘡)の病気は、いろいろな症状が重なり発生します。簡単に言えば、皮膚の圧迫で血液が悪くなり傷になることが主に関わってきます。今回はこの様々な症状で床ずれになる原因を考察していきたいと思います。

床ずれの原因その1 圧迫

主な原因はこの圧迫から始まるわけです。どのようなことかと言うとまず継続的圧迫を皮膚に与えることでその箇所の血流が悪くなり発赤(赤み)になります。この状態が初めの発生になります。この発赤部位を緩和して、圧迫を促してあげれば早い段階で原因を取り除くことができますが、継続して圧迫があれば傷はさらに悪化します。

床ずれの原因その2 皮膚の老化

年をとればとるほど皮膚は老化していきます。皮膚が老化すると、脂肪や水分を保つ物質が減少して保てなくなることで、乾燥やかさかさ状態になり真皮の細胞と皮下脂肪が減少して床ずれの原因を発生させやすくなります。

床ずれの原因その3 栄養素

日頃からちゃんとした食事をしていなければ、体に栄養がいかず床ずれが発生しやすくなったり、発生させると治癒するのにかなりの時間を費やしてしまいます。褥瘡に良い、タンパク質とビタミンやミネラルをなるべく多く摂取できるように心がけましょう。栄養素を摂る場合はしっかり口から摂るようにしましょう。出来ない場合、医師と相談することが必要になります。

床ずれの原因その4 清潔

入浴などで体を低刺激石鹸で洗浄し、清潔に保つことが必要です。入浴できない場合などは清拭なども効果的です。尿失禁や排泄などの刺激から皮膚を保護する際は、皮膚保護剤なども利用するのも効果的です。使い方などは、医師や担当医などに指導を受ける事が望ましいです。

床ずれの原因その5 寝具

床ずれの予防に欠かせないものの1つに寝具があります。原因になる傷を作らないように、現代では様々なものがあり、体圧分散にもかなり効果的なマットが多く出ています。床ずれ用の寝具になるので緩和はもちろんの事、再発しない効果的な物がそろっているはずです。自身に合ったものを、医師や業者など相談の元取り扱うことがおすすめです。

まとめ

床ずれは悪化し酷くなると長期の入院にもなり、金銭面的にもメンタル的にも大変な自体におちいります。日頃からその原因を発生させないように、しっかり自身などで体のケアを行うことが大切です。

また褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。

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