カテゴリー:褥瘡(床ずれ)
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褥瘡の治癒判断をおこなう基準と予後のケア
褥瘡が発生したら、創傷か所の処置と外用薬の塗布に加え、治療を続ける環境や生活スタイルを含めた包括的かつ継続的なケアと予防が必要になります。 一度、褥瘡を発症した部位は、皮膚の表面(上皮)がふさがったとしても、層が薄くな…詳細を見る -
デブリードマンと感染創 環境整備と早期発見がカギ
皮膚のずれや圧迫によっておこる褥瘡は、発生する環境によって患部の状態や進行、治癒までにかかる時間が変わってきます。 特に、寝たきりの患者や高齢者は、皮膚乾燥や痩せによって褥瘡そのものを発生させやすい上に、仰臥位(仰向け…詳細を見る -
深い褥瘡に行ったデブリードマンの看護と処置方法は
褥瘡は、その深さをDESIGN-Rで5段階に評価して状態を把握します。 浅い・深い褥瘡に大別することができますが、初期の褥瘡は、発症しているかどうかの判断があいまいになりやすく、正確な判断をすることができるまでに、1~…詳細を見る -
褥瘡が発生しやすい部位の病態評価と見方
人の体は、骨格と筋肉、脂肪、そして体表を覆う皮膚のバリアによってその形を維持しています。体の中心に位置する骨盤、大転子部と、後頭部、肩甲骨はなかでも太く大きな骨の代表です。 骨が大きく突出している箇所は、全般的に筋肉や…詳細を見る -
褥瘡と患者の状態を評価する「スケール」の種類
看病や経過観察が必要な安静状態の人は、常に褥瘡が起こるリスクを把握しておかねばなりません。 しかし、看護や介護を担う人の主観や見た目で状態を判断していては、治療方法が定まらず、適切な処置が行えない可能性もあります。 …詳細を見る -
寝たきりが原因だった?体に起こる不調と合併症
介護が必要な高齢者や、身体機能が低下して座ったままの姿勢が長い人や、歩行や外出の機会が減った人など、安静にしている時間が長くなると、次第に寝たきりの状態が長くなりがちです。 加齢によって動作機能が低下した高齢者は、寝た…詳細を見る -
寝たきりで過ごす人の消費カロリーと栄養バランスの調和
病気やけがの治療をしている人は、寝たきりで過ごしたり、体の一部または全部を動かせない状態が続きます。しかし、体を動かすことなく安静にしている間も、人間は生命維持に必要なカロリーを消費しています。 身体の疾患や老化によっ…詳細を見る -
褥瘡の局所処置と全身観察 発熱兆候に注意を
体の一部に皮膚炎症や腫れ、損傷が進む床ずれ(褥瘡)を発症すると、慢性的な痛みや浸出液漏出による不快感を伴います。 創面の傷を治療することはもちろんですが、その痛みや不快感をどれだけ楽にしてあげることができるか。 褥瘡…詳細を見る -
褥瘡発生の可能性に注意 貧血による体調の変化と経緯
褥瘡の予防や治療を要する人の多くは、寝たきりで過ごす高齢者や、入院や治療による長期療養のための安静姿勢が長い人といえます。 褥瘡を予防する方法は、その発症を抑えるための「除圧」と「ずれ力」の解消を行うための処置が直接的…詳細を見る -
褥瘡の深達度と状態に応じた処置の必要性
「褥瘡」という症状は、病名によってひとくくりにすることができますが、その状態は創傷が生まれる環境や処置方法、経過によって全く異なります。 症状を測るうえで大切になるのは、創の深さ、いわゆる「深達度」です。褥瘡は、発症し…詳細を見る